1.身近な自然災害
1-1.自然災害とは
1-2.想定される自然災害
2.防災対策
2-1.災害に対する心構え
2-2.日々の防災対策
2-3.備え
2-4.備蓄品の収納方法
3.地震発生
3-1.想定される危険
4.震災後
4-1.身体を確認
4-2.周辺状況確認
4-3.安否確認
4-4.備蓄品を確保
4-5.情報収集
5.地震予知事情
5-1.最新予知事情
5-2.自分でできる地震予知
6.地震関連リンク
6-1.リンク集
6-2.相互リンク集
6-3.リンクについて
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1-2.日本で想定される自然災害
a)台風
台風は毎年の行事と言ってもいいくらいの頻度で必ず発生し、日本にやってきます。台風は熱と水蒸気をエネルギー源とし発達します。風速17メートルを超え
ると台風となるようです。
○台風によって想定される危険
- 暴風に伴う高波・高潮
- 大雨に伴う洪水
- 大雨に伴う土砂崩れ
- 暴風による建物の損壊
台風の力の源は熱と水蒸気です。日本に近づくに伴い、寒気が入りこむことと、日本上陸後の水蒸気の供給不足により勢力が
どんどん衰えいていき、温帯低気圧へと変化してゆきます。
台風の詳しい情報を知りたい方は気象庁のサイトをお勧めします。
b)爆弾低気圧
数年前、冬の北海道を襲った低気圧が記憶に新しいと思います。主に冬期間に発生する温帯低気圧が爆発的に発達した状態を言います。
数年前に発生した爆弾低気圧は100年に一度と言われるくらいのもので北海道網走支庁管内、特に北見市の被害は凄まじく、数日間勢力が衰えず猛吹雪が続き
幹線道路に高さ2メートルを遥かに超す雪が積もり交通が麻痺しました。
また、市の除雪能力の限界を遥かに超えた数日間の猛吹雪・大雪により生活道路は市全域で除雪不能となり、2メートル近い雪が手つかずのまま放置された状態
が続きました。
その後の市民生活が完全に回復するまでには1〜2ヶ月の時間を要しました。
c)地震
当サイトでメインに取り扱う自然災害です。
日本は世界で最も地震の多い環太平洋地震帯に位置します。日本周辺には4つのプレートがあり、このプレートの沈み込みの断層運動によって地震は発生しま
す。
地震は他の自然災害と違い、いつ・どこで・規模など事前の予知・予測がほとんどできません。民間的には地震雲や動物の異常行動などが予知につながるという
意見もあります。ですが公式的には認められておらず、科学的根拠に基づいた予知研究は暗礁に乗り上げているようです。
予知はできないが、有感・無感問わず地震は必ずほとんど毎日と言っていいほど発生していますし、いずれ起こるとされている大地震も必ず起こるでしょう。
地震は予知ができない災害だからこそ、日々の防災対策が最重要課題となります。
○地震によって想定される危険
- 揺れによる建物の倒壊・崩落
- 揺れによる上部からの落下物
- 揺れによる重量物の転倒
- 出火による火災、延焼
- 海岸部の津波の発生
- 被災によるパニックと略奪行為(人災)
- 不衛生な状態による疫病・伝染病の蔓延
- 軟弱地盤の液状化
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