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3-1.地震発生時に想定される危険

大地震によって引き起こされる危険について考えてみます。

  1. 揺れ
  2. 揺れによる上部からの落下物
  3. 建造物の倒壊・崩落
  4. 津波の発生と津波到来による沿岸部の水没
  5. 火元の不始末による出火・延焼
  6. 暴動・略奪行為
  7. 不衛生な状態による疫病・伝染病の蔓延

1.揺れ
人は大きな揺れが起こると動けなくなり、その場 に しゃがみ込んでしまう傾向があります。上から落下物の可能性のある場所で動けなくなると非常に危険です。
また、人ごみの中にいる場合必ずと言っていいほどパニックが起きますので、その中でしゃがみ込んでしまうと大怪我、 または最悪の場合には命を落としてしまう場合があります。
まずは安全な場所を見つけて移動してしまう事を心掛けて下さい。

2.揺れによる上部からの落下物
1の揺れと重複する部分がありますが、ちいさな 地震であっても落下物の可能性があります。ベランダに置いてある鉢植えや物干竿などが高層ビル・マンションなどから落下してくる事も予想されます。
特に大地震の場合、高層ビルのコンクリート壁の崩落や、窓ガラスが割れた際の破片が地上に降り注ぐ事も考えられます。外出中に地震に見舞われた場合は、 高いビルの下などは大変危険です。殺傷能力の高い凶器が頭上から降り注ぐ可能性が高いのです。
通勤路、通学路または頻繁に通る道や訪れる場所は自分なりの避難場所をあらかじめ見つけておくといいと思います。

3.建造物の倒壊・崩落
大地震はどんな最新の建造物でも破壊する力を 持っています。状況によって建造物の中に逃げ込むのは危険な場合もあります。
まず、大きな揺れを感じた際、近くにひらけた場所がある場合にはそこに逃げ込むようにしてください。目安としては上を見て空が一面見渡せるような場所を探 しましょう。高層ビルや窓ガラスが多い高層ビルの下、ブロック塀の 近くや高架橋の下など倒壊・崩落等の危険性がある箇所からは素早く退避して下さい。
大きな揺れを感じたときにたまたま高い階層のビル内にいる場合、外に避難する事は難しいので頑強な家具や机などに身を隠し揺れが収まるのを待ちましょう。
また避難の際は、エレベーターの使用は絶対やめましょう。非常階段を利用して階下に避難します。避難の際は、パニックになりがちですが十分落ち着いて階段 を降りて下さい。

4.津波の発生と津波到来による沿岸部の水没
海岸部は地震の大きさによって津波に対する注意 も必要です。情報収集(ラジオやテレビ)を必ずおこない、津波が発生する可能性の有無を確認するようにして下さい。情報がうまく得られなかった場合は、た とえ小さな地震だったとしても、大 事を取って高台に避難するようにしましょう。あらかじめ、市町村で定められている避難場所などを確認しておきましょう。
また、津波は湾の形状等により、思わぬ大きさになる場合があります。高台に逃げ込んだら周囲を見渡し、さらに高い場所へ逃げるようにしましょう。
津波のスピードは水深が深いほど速く、浅くなると遅くなります。震源によっては地震発生からさほど時間がかからず到来する場合もあります。あまり時間的猶 予はありませんので、一刻も早く高台へ避難して下 さい。

5.火元の不始末による出火・延焼
地震が発生したらガスやストーブの火、煙草など の火元の始末を必ずおこなって下さい。突然の揺れが襲って来た場合パニックになり忘れがちになってしまいますが、火元の不始末によって思わぬ火災が発生し てしまう恐れがあります。
一度火災が発生してしまうと、混乱の中での消火活動は困難になりますので、火災の延焼拡大となってしまいます。
数カ所で火災が同時発生しますとやがて大きな1つの火柱となり、炎の熱による上昇気流と炎の回転運動で火災竜巻へ発達してしまう可能性が高まります。火災 竜巻となってしまうと、自由に移動出来る様になりますので、さらに広範囲にわたって延焼を拡大してしまいます。地震での死者は火災によるものが多くを占め ると言われています。火災を未然に防ぐ為には、まず落ち着いて火元の始末をしてから避難するよう努めましょう。

6.暴動・略奪
震災後は かなり無秩序な状態になりますので、暴動や略奪行為が横行する可能性が非常に高いので注意が必要です。
混乱に乗じて食料品が販売されているスーパーマーケットなどは最も危険地帯と言えると思います。食料品を求めて一斉になだれ込む可能性があります。そう いった混乱している場所は誰もが殺気立っていますので、最悪の場合命の危険も考えられます。一人では絶対近寄らない様にして下さい。
また、にわか組織の自警団が組織されるかもしれません。極限状態での集団は非常に危険です。こういった混乱状態の中では一時的に理性がなくなり法治国家で はなくなってしまう事を頭に叩き込んでおく事が大切です。イヤな予感がする場合は自分のカンを信じて近寄らない様にしてください。

7.
不衛生な状態による疫病・伝染病の蔓延

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